めんちょ | 2000年9月8日 |
みなさん「めんちょ」をご存知ですか?正式な学術名は「面長」。 まあ知らない人のほうが多いと思うので、僕がわざわざ辞書で調べてあげました。 「めんちょ〔面長〕=主に性格のステキな人の鼻の頭に舞い降りる愛くるしい天使の乳首。」 う〜ん、どうやらかなり素晴らしいものみたいですね。 つまりこの「めんちょ」が鼻の頭にある人は?性格がたまらなく良い?色男である?きっとあの娘は帰ってくる ということになりますかね。ははは。 さて本題に入りましょう。 僕の鼻の頭にこの「めんちょ」が舞い降りてきたのはかれこれ6,7年前のことです。多分最初はにきびだったと思うんだけど・・・。 気が付いたときには「あれっ?こいつそういえばもう3年くらいあるな」ってな感じで、いつのまにかまさおの一部になりすましてた次第です。 まあ人の鼻の頭なんてそうマジマジと見るものではないので、あんまりみんな気づかないみたいです。しかも「めんちょ」なんて存在すら知らない人のほうが多いので「あれっ?にきびできてるよ」なんてよく言われます。そのたびに僕は「これは『めんちょ』というものであって『にきび』ではない。君と出会ったときからずっとあるぞ!」と説明してあげるのです。結構恥ずかしいんですよこれが。 逆に、どこで覚えたのか「めんちょ」を知ってる人がいて、出会いがしらにいきなり指差して「あっ!めんちょだー!」なんて言ってくる奴がいます。これはかなりショックですよ。指差すなっちゅうの。 だからといって隠そうにも顔の真中で高々とそびえ立っているもんだからどうにもならなくて・・・。(これは別に「鼻が高い」と言っているのではないんだよ) その昔サークルの新入生で、顔に大きなホクロのある奴がいて、彼はそこに金色の星のシールを張っていた。どうかな。 僕はニプレスでも張ろうかな。 まあ非現実的な話はそこそこにしといて、最近かなり悩んでいるんですよ。この「めんちょ」との過ごし方について。 今まで7年間、まあ致命的ではないし、それで嫌われたこともないし(多分ね・・・そうだよね?)なんて思って、大きな事件もなくやり過ごしてきたのだが、どうもこいつは微妙に成長しているらしく、最近色づき始めてるんです。奴なりの思春期なのでしょうか。 普段から僕はこの「めんちょ」を、その位置からして「永遠の両想いにきび」であると信じてきました。そしてそれが色づいてきたということは?もしかして恋愛成就のオボシメシ!ミコトノリ!なんてふうに前向きに前向きにかわいがっていました。指を差されながらもです。(そうとう根に持ってます) しかし先日、衝撃的な映像を目の当たりにしてしまったのです。 こちらです。 |
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皆さんどう思いますか、このシルエット! 僕の自慢の横顔がその小さな小さな一粒にして台無しではないですか! これではいくらキューティーなハニーをゲット・アンド・テイクアウトしたところで助手席から「ねえ、まちゃくん」と言われた瞬間にアラ・サヨ・オナラ!ですよ。(だせ〜) いや人は思うほど気にしてないんだよ。なんていうふうにも考えられます。なんとかそうやって割り切ろうとも思いました。 しかしもうひとつ、そんな思い込みに根こそぎトドメをさす出来事があったのです。 職場の同期たちとお酒をごくごくと飲んでいたときのことです。 一人の男が「そういえばお前、まだめんちょ治んねえのかよ」と切り出してきたのです。 すると周りの男の子や女の子たちまでもがせきを切ったように 「そうそう、私も言えなかったんだけどさあ!」 「な!な!気になるよね!」 「っていうかデカくなってない?コレ」 「めんちょ!めんちょ!めんちょ!」 なんて言いたい放題の大合唱。(少々大げさだが) (な、なんだみんな・・・気がついてたの〜?) ってな具合ですよ。 ひどいでしょ〜? このとき僕は思い立ったのです。 切り捨てごメンチョ! ・・・いやほらヒフ科へ行ってだね、スパッと切ってもらおうかなと。 もうおすすめのヒフ科も用意してあるんだぜ。 でもまだちょっと悩んでます。 両想いにきびだし・・・。(←ホントに信じてる) あと顔の中心部のデキモノはいじっちゃいけないって言われているし。切ったとたんに鼻が2倍に膨らんだらどうしようとか。 そんなので一生後悔するくらいだったら今のままでもいいかなあって。 聞くところによると切ってしばらくは鼻が赤いらしいし。 まあそれに両想いにきびだしなあ。 いやホント悩んでます。 どうなんでしょう。僕はこれからもこいつと付き合っていくべきなんでしょうか。 それともつまらない情に流されずに別れるべきなんでしょうか。 ちょっとみんなも考えてみてくれよ。 |
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まさお |