並木道
夢の中だけは今でも君をぬぐえない
「行かないでよ…」 目が覚めたらひとりぼっち
君の瞳みたいにすきとおるような青い空
見上げれば変わらずに いつも輝いてくれてた
そんな君の一途さも 今はもう戻らない
差しのべた手のひら
冷たい風だけが今は残る
振り向くまで待ち続けていてくれた
君がついたため息かな
紙くずみたいに枯れ果てた心
悲しみを受けとめる力なく
あおられて並木道を舞う
あの日君に背負わせた寒さ 吹き抜けてく
差しのべた手のひら
冷たい風だけが今は残る
抱えきれなくて小さな手離した
君が落としたさびしさかな
差しのべた手のひら
冷たい風だけが今は残る
抱えきれなくて小さな手離した
君が落としたさびしさかな
君が落としたため息かな