ホーム

夕暮れに揺れる街 見下ろす駅のホーム
君は少し息をついて 僕に笑って見せた

指折り待ちつづけた 時がまた過ぎていく
長い影を置いて君は 遠い町へ帰るよ

さよなら 今度はいつ会えるのかな
いつも約束もできないままで 君と別れるけど
君がいない夜はもう…

鳴り響くベルの音 小さな背中押されて
僕を離れ君はひとり 人の波にまぎれた


さよなら 僕がそばにいれなくても
いつもひとりでも笑えるような ひとにはならないでよ
長い夜は声を聞かせて

君を乗せた電車が ビルの中消えていく
手のひらの上 残る君のぬくもりが愛しい

手のひらの上 残る君のぬくもりが愛しい