コーヒーカップ

君がくれた力一杯の日々を
ひとつ残らず涙にして返した
あの日君のために輝いてた空を
あまりにもたやすく引き受けて

二度と戻らない鮮やかな季節を
軽はずみな僕の笑顔が振り返れなくした

生きる形変えない意気地なしの僕が
君にはひとつのすれ違いも許さずに
僕のために泣ける君だけが傷ついた
やさしさも寂しさも引き受けて

二度と帰れない二人だけの世界に
飛び込めずにいつも遠くから
泳ぎ疲れた君の背中追いかけた

あげようか やめようか
僕だけでときめいてた いつもその向こう側で
かけようか 捨てようか
かわいい恋の花びらを ひとつひとつ摘み取ってた
君を知らないで


悲しい気持ち 瞳一杯の意味を
ほんの少しのため息にして終わらせた
君が僕のためにあきらめてきた恋も
コーヒーカップで飲み干して


二度と戻らない時の流れを ひとりじめにして
君には終わらない夜だけを手渡した
永遠の光も放てないくせに

あげようか やめようか
僕だけでときめいてた いつもその向こう側で
かけようか 捨てようか
かわいい恋の花びらを ひとつひとつ摘み取ってた
君を知らないで